今週の動員ランキングは、ドラえもんとのび太たちが絵の中の世界で冒険を繰り広げるシリーズ45周年記念作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(東宝)が、初日から3日間で動員57万1000人、興収7億300万円をあげ、初登場1位に輝いた。監督は「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」等の寺本幸代、声の出演は水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみらレギュラー陣に加え、ゲスト声優として鈴鹿央士、藤本美貴、お笑い芸人“サンドウィッチマン”の伊達みきおと富澤たけしも参加している。2位には、人気ブロードウェイ・ミュージカルをシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの共演で実写化した2部作の前編『ウィキッド ふたりの魔女』(東宝東和)が、初日から3日間で動員32万1000人、興収5億1900万円を記録してランクイン。「オズの魔法使い」で知られるオズの国で、最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の過去を、2人の視点から描いている。監督は「イン・ザ・ハイツ」のジョン・M・チュウ、共演はジョナサン・ベイリー、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム、他。3位には、実話を基に笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じる『35年目のラブレター』(東映)が、初日から3日間で動員14万3000人、興収1億9000万円をあげて初登場。過酷な幼少時代を過ごし、読み書きができないまま大人になってしまった主人公・西畑保が、最愛の妻・皎子にこれまでの感謝を込めた“ラブレター”を書くため奮闘する。監督は塚本連平、若き日の保と皎子を重岡大毅と上白石萌音が演じている。前週1位に返り咲いた『ファーストキス 1ST KISS』(東宝)は4位となったが、週末3日間で動員10万2000人、興収1億5600万円を記録。累計成績は動員138万人、興収19億円を突破した。